徳久らは,観光開発の支援のために観光ブログから開発のヒントとなる文を抽出する手法の提案を行った.抽出は「観光地のブログ記事と一般のブログ記事を比較することによる観光地の特徴語」,「感情の原因・状態・表出を表す言語表現」という2点の要素を用いて行い,3地域の観光ブログ文からヒントの抽出を行った.これによって閲覧すべき文の量を3分の1に減らし,かつヒントの含有率を19%から27%へと高め,観光開発の発想支援に繋がる一つの手法を示した[1].