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おわりに

本研究は,SVMを用いてブログ記事から観光開発のヒントを得る手法[2]に能動学習の手法[3]を取り入れることによって,分析性能を向上させる手法を提案した.この手法により,能動学習を使用しない手法と比較して3#3 値で0.08,カテゴリ3#3 値で0.09分析性能が向上するということが分かった.また,分析量が同じ場合,能動学習を使用する時は21#21 の値をどのように設定しても能動学習を使用しない場合と比較して性能が向上するということも分かった.

しかしながら,実験により求めた 61#61 という値は本実験コーパスに依存するものであるため,使用するデータが変わった場合,最も性能がよくなる21#21 の値の組み合わせは変化すると考えられる.そのため,ヒントを分析する前や分析の最中に21#21 の値を決定するような手法の考案が今後の課題として挙げられる.



syahana 平成24年3月14日