まず,法則の発見年を予測するため,法則ページの先頭の年号を法則年号とし, 基本法則と関係法則の対を変遷情報として取り出すという ヒューリスティックルールに基づく手法を提案した.
次に,ある法則Aのページに他の法則Bが記載されている場合に 法則A(基本法則)と法則B(関係法則)が 変遷の関係にある可能性が高いとするヒューリスティックルールに基づき, 変遷情報を抽出した. また,教師あり機械学習により,法則ページから取り出した基本法則と関係法則の対が 変遷の関係であるかどうかを判断する方法を提案した.
この方法で,変遷情報を抽出した. しかし,この方法では法則間という限定された種類の変遷情報しか抽出することができない.