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実験データ

6.3に実験で用いた入力文, および,情緒主と関連事物との関係, それに付随するa者の正解データ, 今回の方式である$S$$A$に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした上での判断条件使用時の出力の一部を示す.


表: 実験データの一部(判断条件使用時($S$$A$付与))
\scalebox{0.67}[0.67]{
\begin{tabular}{lp{4.0cm}p{4.0cm}p{3.5cm}llll}
\hline
\mu...
...& 対人関係・近(太郎,花子)・真 & 期待 & 好ましい & 0 & 1 \\ \hline
\end{tabular}}


たとえば,文番号#9の入力文「太郎がパソコンを壊す」の 情緒主と関連事物との関係は「接近(太郎にとってパソコンは持っていたいもの)」, それに付随する正解情緒は《悲しみ》である. この入力文と情緒主と関連事物との関係から, $S$$A$に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした上での判断条件使用時の出力した情緒は《悲しみ》である. 正解情緒と出力した情緒が一致するため, 一致件数がカウントされた. 次に,正解データの作成者(a者)は,出力した情緒《悲しみ》を読み, 同意できると答えたため,同意件数がカウントされた.



平成25年2月12日