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判定方法

共起度を用いたコメント先の解析方法を説明する. 前述と同じく,コメント元のブロックを$ B_s$ , コメント先の候補となるブロックの集合を$ C$ , 関数 $ \mathit{nouns}( B )$ はブロックに含まれる名詞の集合を返す関数である. このとき,コメント先のブロック $ \tilde{B_d}$ は,次式で求める.

$\displaystyle \tilde{B_d} = \mathop{\mathrm{arg~max}}\limits _{\substack{ B_d \...
...mathit{nouns}(B_d) \\ w_s \in \mathit{nouns}(B_s) }} s_{\mathit{COON}}(w_s,w_d)$     (3.2)

コメント元の単語(名詞)と共起度の高い共起語に注目し, コメント先候補にその共起語が存在すれば, コメント先と判定する. 複数のコメント先が存在する場合は,複数をコメント先として出力する.



平成23年4月13日