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はじめに

近年はインターネットの普及にともない,電子文書を読む機会が増えてきている. このような状況下で電子文書の読書の効率化を計る技術の構築,進歩が望まれている. そこで,本研究では電子文書に対する読書支援に関する研究を行う.

本研究では特に,タイトルに出現した単語を重要単語と定義し,本文中で強調表示を することにより本文の内容のタイトルに関連した部分(重要である部分)とそうでない部分を 差別化して表示する手法の読書支援を行う.

本手法の効果として,次の点を期待する.

文章におけるタイトルの単語の重要性は種々の先行研究により指摘されている. よって,本研究ではタイトルの重要単語を本文中で強調表示することにより, 読者が本文においてタイトルの重要単語の出現箇所の把握速度が向上するような 読書支援の提供を目指す.

読者は本文のどの箇所にどのような内容の記述があるかを概観することができ, それにより自分の興味のある内容のみを選択的に読むことができる.これが読書速度が 向上できるとする理由である.

本研究の有効性を示すことができれば,タイトルの単語が重要な意味を持つことが再確認 でき,自然言語処理の分野においてタイトルの単語を利用した研究手法の 体系化にもつながると考える.

本研究は以下の手順に沿って行う.

  1. 強調表示方法の調整
  2. 強調表示の人手による考察・分析
  3. 被験者実験



root 平成23年3月23日