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目次
ルールベース翻訳とは,文構造を解析し,言語の専門家などによって厳密に定義
された文法のルールに準じて行なう翻訳である.長所として,厳密に定義するの
で,ルールが存在する文の翻訳では精度が高いことがあげられる.短所としては,
ルールが存在しない場合には翻訳精度が低いこと,人手によってルールを生
成するので,コストや時間がかかることがあげられる.
また本研究では,ルールベース翻訳として,市販されている翻訳ソフトである
ATLASV12(富士通)と翻訳の王様 Version5(IBM)を使用する.なお,市販翻訳では
独自の形態素解析を行なうため,市販されている翻訳ソフトでは形態素解析前の
日本語コーパスを使用する.
平成22年2月11日