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目次
音声認識の形態は,以下の通り分類できる.
- (a) 対象となる音声による分類
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単語音声認識:区切って発音した単語の認識.
連続音声認識:単語を連続して発声した音声の認識.
連続音声認識は,さらに以下の通り分類される.
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連続単語音声認識:連続数字のように,比較的少数の語彙を対象と
し,言語的知識は用いない認識.
文音声認識,会話音声認識,音声理解:比較的多数の語彙を対象と
し,言語的知識を用いて,その意味内容の理解を目的とする.
- (b) 対象となる話者による分類
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特定話者音声認識:学習を行った特定の話者の音声のみを認識.
不特定話者音声認識:話者を限定せず,不特定の音声を認識.
話者適応:新しい話者の音声を用いて認識装置を自動的にその話者
の声に適応させ,その後あるいは適応と同時に認識.
平成25年10月13日