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目次
本研究では,音節素片を滑らかに接続するために,音節素片のパワーが最大とな
る周波数の初期位相が0となる音節境界位置に決める自動化方法を提案した.
聴覚実験の結果において,提案方法により作成した合成音声は,オピニオン評価
実験,対比較実験の両方の実験において従来のラベルを用いて作成した合成音声
より高い品質であることが確認できた.しかし,提案合成音声の音声波形を調査
した結果,提案方法に問題が残っていることが分かった.今後,考察で挙げた問
題点を修正することで,今回の実験結果より高い音声品質を得ることができると
考えている.
平成21年5月25日