まず,3〜4行目に示すセット1の情緒属性より, 判断条件「生理・近(, 酒, nil)」を得る. 次に,該当の判断条件を本知識ベースより参照すると, 8行目よりの割合が33%があることが分かる. =40%に設定したので,3行目に示す 情緒名《好ましい》の出力を抑制する.11行目より, 《Pos》の出力を抑制していることが確認できる.
同様に,5〜6行目に示すセット2を用いて情緒推定を行う. 判断条件「生理・離(, 酒, nil)」は, 本知識ベースを参照すると, の割合が66%があることが分かる. =40%なので,5行目に示す 情緒名《嫌だ》の出力は抑制しない.11行目より, 《Neg》の出力を抑制していないことが確認できる.
2行目の「気持ち悪い」という表現から, 《Pos》の推定を抑制する必要がある.よって,本手法が適正に過剰な推定を 抑制したことが確認できる.