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初期位相を標準化した特徴抽出

従来の手法では,図16の波線部において,窓かけのみを行っていたが,本研究で は以下の手順に従う.
  1. 音声波形に対して,フレームの長さ20[ms],フレームのシフト幅を10[ms] として窓かけをする.
  2. 各フレームごとにパワーが最大になる周波数を求め,初期位相を計算する.
  3. 初期位相を0[rad]にするように,フレームを移動する.移動するポイント はプラスマイナス160ポイント(時間になおすと10[ms])までとする.

以下に音声波形の位相を標準化した特徴抽出の流れを示す.

図 16: 位相を標準化した特徴抽出
\fbox{\includegraphics[width=8cm,clip]{fg09a_1.eps}}



平成21年3月17日