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目次
情緒推定プログラムの作成において，適合した文型パターンや，プログラムの処
理過程におけるフラグの状態をモニタリングする必要がある．本サブシステムは，
情緒推定結果と，上記の必要とされる情報を表示するものである．
本サブシステムは，情緒推定プログラム[9]が出力した，情緒推定
結果，適合した文型パターン，ヒューリスティクス[9]によって判
定されたフラグの状態を仮想キャラクタを用いて出力する．表示される項目は次
の通りである．
- 適合した文型パターン
- 情緒原因
- 情緒名
- 情緒主
- 情緒対象
- 文型パターン内の単語にマッチした数
- 置換不可能である単語数
- 意味属性制約が満たされているかどうかの判定
- 無生物主語であるかどうかの判定
- 情緒主が主体であるかどうかの判定
- 末尾表現
出力の際，推定された情緒に応じて，第4.3節で述べる仮想キャラクタサブシス
テムを用いて，仮想キャラクタの表情を変換する．また，上記項目は仮想キャラ
クタのセリフとして表示する．
平成21年3月31日