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日本語語彙大系の結合価パターン

田中らは,情緒属性付き結合価パターンの辞書の作成に日本語語彙大系 [4]を作成した[1].日本語語彙大系[4] は,「意味体系」,「単語体系」,「構文体系」によって構成されている. 「意味体系」は,日本語の一般名詞や固有名詞などの意味的用法を意味属性 を用いて定義している.「構文体系」は日本語の用言を結合価パターンに まとめたものである.

2.1に例として,用言が「操縦する」である結合価パターン を示す.「操縦する」には3つの結合価パターンがあり,それぞれに 「用言意味属性」,「変形情報」,「日本語の結合価パターン」と それに対応する「英語の文型パターン」,「一般意味属性制約」が定義 されている.図2.1で示す「操縦する」の(1)であれば, 用言意味属性は「23身体動作」,変形情報は「動作」,日本語の結合価パターン は「$ N$ 1が$ N$ 2を操縦する」,英語の文型パターンは「$ N1$ operate $ N2$ 」, 一般意味属性制約は「$ N$ 1(4人) $ N$ 2(962機械)」がそれぞれ対応する.

図 2.1: 結合価パターンの例
\begin{figure}\centering
\begin{tabular}{l} \hline
操縦する(そうじゅうする)\\ ...
...e $N$2\\
\quad[$N$1(3主体)$N$2(3主体)]\\
\hline
\end{tabular}
\end{figure}


平成21年4月2日