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おわりに

先行研究[6]で作成したシステムに対する改良を行い,$F$値が0.08 から0.10に上昇 し,検索成功率は8%から42%に上昇した.正答候補の抽出法として,質 問文中の単語を最低1つ,加えて,理由を示す文字PTを用いた正答候補抽 出PTは有効である. だが質問文の単語が含まれない正答があることから, 質問文を用いて作成する正答候補抽出PTには限界があると考える. 今後,質問文の単語に左右されない正答候補抽出法を考える必要がある. また,名詞頻度のみを用いた正答候補ランキングも,精度向上のため, 名詞頻度だけでない別の基準を考える必要がある.そして,正答候補が検索され ない場合の検索KWの傾向を調べ,妥当な検索KWに変更するようなモジュールを作 成する必要がある. 謝辞

本論文作成におきまして,多大なる検討と助言を下さった池原悟教授ならびに村 上仁一准教授,徳久雅人助教,そして計算機工学講座C研究室の方々に心から感 謝します.また,質問文作成の際に協力頂いた計算機工学講座Cの方々,誠にあ りがとうございました.

また,本論文作成の際に参考にさせていただいた文献の著者の方々, ならびに,例として用いさせていただいたサイトの管理者の方々に対して感謝致 します.



root 平成21年3月14日