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質問応答技術に対する研究の流れ

質問応答の分野において質問形態は二つに分類される. 名称や日付け・数値など事実に基づく正答を求めるfactoid型質問と,理由や事象 の説明に基づく正答を求めるnon-factoid型質問である.

質問応答技術を評価するワークショップとして,国立情報学研究所主催 のNTCIR(NII Test Collection for Information Retrieval and Text Processing)のQAC(Question Answer Challenge)タスクがある. 当初QACタスクはfactoid型質問を対象とした.QAC4(2006.4-2007.5)に てwhyやhowといったnon-factoid型質問を研究対象とした.その後non-factoid型 質問のQAシステムの研究が行われている[3].



root 平成21年3月14日