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目次
本知識ベースを用いた情緒推定の手順を以下に示す.
- 原因辞書[2],直接・反応辞書[3]で情緒推定
を行い,推定不可能,もしくは極性の異なる情緒が推定されることを
確認する.
- 対象文を形態素解析し,本知識ベースとパターン照合を行う.
- パターン照合が成功すれば,属性の項目を参照する.属性の項目によっ
て以下の分析を行う.
- 共起
- 指定する情緒を,指定する節から推定される情緒として
出力する.
- 保持
- 推定不可能であった節が前節であれば後節を,後節であ
れば前節を,原因辞書[2],直接・反応辞書
[3]を用いて情緒推定する.その結果,情緒
が一意に決まれば,同一の情緒極性を推定不可能であった情
緒として出力する.情緒推定が不可能であれば,本知識ベー
スでの情緒推定としても,「不明」として出力する.
- 反転
- 推定不可能であった節が前節であれば後節を,後節であ
れば前節を,原因辞書[2],直接・反応辞書
[3]を用いて情緒推定する.その結果,情緒
が一意に決まれば,反対の情緒極性を推定不可能であった情
緒に推定する.情緒推定が不可能であれば,本知識ベー
スでの情緒推定としても,「不明」として出力する.
Nakamiti
平成22年2月13日