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連続母音の扱い

音節波形接続方式で作成された合成音声は,音節素片の接続部に違和感が生じる 時がある. 特に母音や撥音が連続する部分で違和感が出やすい. これらの音節素片は前後の音が連続的に変化する部分であり,音節境界が明確で はない.そのため,これらの音節素片を繋げると自然性を損なうことがある.

そこで,母音や撥音や促音が連続する場合,連続母音として扱う. ただし,母音や撥音が多数連続する場合があるため,1つの連続母音として扱う のは最大で2音素までとする.

例えば『降雪が(ko/u/se/tu/ga)』という文節の場合には,『降雪が(kou/se/tu/ga)』となる.



平成20年3月22日