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目次
- 結合価パターンの格要素に具体的な名詞を当てはめた表現を検索エンジン
Googleを用いて,検索結果上位150件の中から抽出する.なお,他の名詞
を修飾する場合や,過去形,否定形,疑問形は除く.
- (1)で述べた条件に該当する表現に対して,人手で前後の文脈を考慮した上
で情緒の成立/不成立を調べる.成立する場合は,成立しない場
合はとしてカウントする.なお,情緒を推定するための情報(書き手
の考えや,情緒を明示する表現など)がない場合には,情緒推定の対象外
として「?」にカウントする.
- カウント結果を具体的な格要素を当てはめた判断条件と共に判断情報知識
ベースへ格納する.
上述の手順を用いて,「偽物を購入する」,「給与を稼ぐ」,「給与を手に入れ
る」,「給与を得る」,「彼が彼女に/と会う」という文について情緒の成立を
検査した.それぞれの判断条件は,目標実現(,偽物),目標実現(,
給与),目標実現(,給与),目標実現(,給与),対人関係・近(彼,彼
女)である.具体的な情緒の検査例及び,検査結果を以下に示す.
平成20年3月21日