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他の認識手法との同時発話認識率の違い

「mau+ftk」,「mau+fyn」,「mms+ftk」,「mms+fyn」の4つの場合のクロ ストーク音声における同時発話認識率の平均を認識手法に分けて,図 16に示す.特徴パラメータはMFCCとFBANKの場合である.

図 16: 「3state 4mixture」の場合の認識手法の比較
\fbox{\includegraphics[width=10cm,clip]{fg003.eps}}

特徴パラメータMFCCでは,PMC法は36.3%マルチパス法は35.5%,またFBANKでは,PMC法は 26.5%マルチパス法は28.8%と同等の結果を得た.しかし,MFCCでもFBANKでも 単純法の認識率より低い結果となった.

論理的におかしい単純法より低い認識率を得たことで,さらなるPMC法の改良が 望まれる.


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平成20年5月16日