next up previous contents
次へ: 半連続型HMM 上へ: HMMの種類 戻る: 離散型HMM   目次

連続型HMM

出現するスペクトルパターンを連続値として表す分布モデルである.出現確率を 表す方法としては単一ガウス分布や混合ガウス分布が用いられる.パラメータの 自由度を減らすために無相関ガウス分布を用いることが多い.

本研究では,連続型HMMのみ使っている.

出現確率$ b_ij(o_t) $ が混合ガウス分布に従う場合は,

とすると,以下のように計算される.

$\displaystyle b_{ij}(o_t) = \sum_{m=1}^{M_{ij}} C_{ijm} {\cal N} (o_t ; \mu_{ijm} , \Sigma_{ijm})$ (16)

$ {\cal N} (; \mu , \Sigma) $ とすると,以下の式で表現される.

$\displaystyle {\cal N} (O ; \mu , \Sigma) = \frac{1}{\sqrt{{( 2 \pi )}^n} \mid \Sigma \mid} \exp (- \frac{1}{2} {( O - \mu )}^t \Sigma^{-1} (O - \mu))$ (17)



平成20年5月16日