next up previous contents
次へ: 評価方法 上へ: 目的と方法 戻る: 目的と方法   目次

実験の目的

本研究では,テキストコミュニケーションにおいて, 意図を変えずに対話相手に情緒を伝えやすくする目的で 知識ベース,およびシステムを構築した. 所期の目的が達成できたかどうかを確認するため, 評価実験を行う必要がある.

実際に知識ベースを用いて生成した文が 目的の情緒を感じさせるか,文末表現変更前の発話文と 発話の意図が変わっていないか調べる必要がある. また,違和感を感じると実用性に欠けてしまうため, 文末表現を変えた発話文に違和感を感じるかどうかを 調べる必要がある.

以上より本実験では,文末表現の変更の前後において,

  (1) 意図が保たれたか,
  (2) 目的の情緒が読み手に伝わったか,
  (3) 違和感が生じたか,
の3点について調べる.



平成19年2月16日