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システムの動作確認

「入らないからね。」という文を入力し, 出力文の情緒を《悲しみ》と指定した場合の実行結果を図5に示す. 意図解析の結果として〈否定〉または〈拒否〉が出力されているが, この場合〈拒否〉として扱う.

図 5: 実行例
\begin{figure}\begin{verbatim}[s032049@turkey ~/ruby2]$ ./iikae_9.rb -s toi05.wl...
...なら 9 を押してください
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[s032049@turkey ~/ruby2]$\end{verbatim}
\end{figure}

なお,選択された文末表現と入力文の組み合わせによっては, 動詞の種類に依る文末表現の揺れにプログラムが対応できないため 不自然な文が出力されてしまう. 例えば,動詞「沈む」に文末表現「ちゃう。」が接続する場合は 「沈ん じゃう。」となるべきであるが, 文生成でこういった点を調整できないため, 「沈ん ちゃう。」と出力されてしまう. このように不自然な文が出力された場合, 手動で修正を加えてもよいとする.



平成19年2月16日