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評価方法

合成音声において,自動ラベルと手動ラベルの品質の差を調査するために,音 節波形接続型で作成した合成音声の聴覚実験を行う.なお,評価した文節は各 100文節である.

合成音声の評価には,音声研究に関わったことのない学生5名を対象に,オピ ニオン評価,対比較実験の2種類の実験を行う.

  1. オピニオン評価

    音声の自然性を調べるために,オピニオン評価を行う.自然に聞こえ た度合を5段階(1が最も不自然,5が最も自然)で評価する.

  2. 対比較実験

    作成した音声の評価のために,対比較実験を行う. 対比較実験は,自然音声,手動ラベルを用いた合成音声,自動ラベルを用いた 合成音声の3種類を使用し,以下の3回行う.

    A
    自然音声-手動ラベル

    B
    自然音声-自動ラベル

    C
    手動ラベル-自動ラベル

    各組合せにおいて,同じ内容の文節発声の2種類の音声を連続して聴き, どちらの音声が自然に聞こえたかを判定する.



平成19年3月16日