next up previous contents
次へ: 安井らの研究とその問題点 上へ: 対象とする名詞句 戻る: 対象とする名詞句   目次

係り先の分類名

本研究では,連体修飾節Vが名詞Aを修飾しているものを「A係り」と呼ぶ.同様 に名詞Bに係るものを「B係り」と呼び,名詞Aと名詞Bに係るものを「AB係り」, どちらにも係らないものを「範囲外」と呼ぶ.以下に例を示す.

$例4:\underline{公衆に迷惑をかける}_{(V)}\underline{行為}_{(A)}の
\underline{禁止等}_{(B)}$

連体修飾節V「公衆に迷惑を掛ける」は名詞Aの「行為」を修飾しているので 「A係り」となる.


平成19年3月25日