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京大一致を考慮しないデータ使用

解析実験では,多数決の結果,付与された係り先が京大コーパスと一致し たものだけを使って実験を行った.しかし,人手付与によって「B係り」と判定され たものに京大コーパスと不一致になったものが多いかったことから,作成データ が「A係り」に偏った結果となっている可能性がある.そこで,京大コーパス係り先 との一致を考慮しないデータで解析実験を行った.結果を表11にまとめる.


表 11:
判定手法 正解率
安井手法 71.0%(328/462)
デフォルト規則 66.0%(305/462)

提案手法が,デフォルト規則を上まわる結果となった.この結果を 確かなものにするには,今後,人手付与によって「B係り」になったものと京大 コーパスの係り先が不一致となったデータを検査する必要がある.



平成19年3月25日