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緩和条件

クラスタリング合成の緩和条件において,表11の実 験では,クラスタリング合成の中でも最良と思われる音声を使用した. その結果,両者の間のオピニオンスコアに差が見られなかった.しかし表 12の実験では,ランダムに選択した音声を使用した結果, モーラ情報の緩和が良いという結果が得られた. クラスタリング合成は組み合わせにより,音質に大きな差があるが,任意に組み 合わせを選択する事で品質の高い合成音声を作成する事が可能であると考えられ る.

以上の結果からクラスタリングの緩和条件には改良の余地があると言える.



平成19年3月12日