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半連続型HMM

半連続型HMMは離散HMMの出力確率値に分布を与えたHMMである.半連続分布は,離散HMMの符号張の1つずつのベクトルに分布を与えたもので,連続密度符号張(continuous density codebook)とも呼ばれている.そこでは,出力確率を連続密度符号張の分布の混合で表す.符号張のなかの分布数を$ M $とすると,

$\displaystyle b_{ij}(x) = \sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} b_{ijm}(x)$ (3)

と混合正規分布で表す.ただし,

$\displaystyle \sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} = 1$ (4)

である.平均値と共分散はすべての出力確率で同一であり,遷移 $ s_i \to s_j$での分布の重み $ \lambda_{ijm} $のみが変わる [5].



平成19年3月12日