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認識する話者と各HMMとの認識率

2には,話者をmauとし, 各話者のHMMとmauの奇数番号の音声を認識させた認識率を示す. 他の話者と各HMMとの認識率は付録に添付する.付録には話者をmauとして, mauのHMMの使って認識した特定話者音声認識の認識率も記述してあるが, 本研究ではその結果は参考として,直接使うことはない.

表 2: 話者mauが場合の各HMMとの認識率
HMMの話者 認識率  
mht 75.38% (1975/2620)  
mms 76.60% (2007/2620)  
mmy 71.76% (1880/2620)  
mnm 75.53% (1979/2620)  
msh 69.89% (1831/2620)  
mtk 67.56% (1770/2620)  
mtm 72.40% (1897/2620)  
mtt 84.58% (2216/2620)  
mxm 69.05% (1809/2620)  

実験の結果,話者mttのHMMを使った場合が最も認識率が高くなっている. よって話者mauに適した話者としてmttを選択し,mauの偶数番号のデータを認識 する. 次の節に選択したHMMを使い,認識する話者の偶数番号の音声を認識させた結果を示す.



平成18年3月20日