次へ: 考察
上へ: 評価関数を用いた適合パターン選択実験
戻る: オープンテスト
目次
各入力文で推定値上位1位の英文が評価AまたはBの場合, 適合パターンの選択に成功とし,その適合パターンを
正解適合パターンとする. 評価CまたはDであるものを不正解適合パターンとする.
推定値を0.1の階級区間に分け, 各区間において推定値の1位を持つ入力文が, 正解適
合パターンを持つ割合を調べた. 55文のクローズドテスト
結果を図1に, 35文のオープンテスト結果を図2に示す. 実線が正解適合パターン
正解率を表し, 点線は評価の条件を変えた場合の正解率を表す. 図より, 推定値が0.7以上のときは正解適合パターン選択の正解率が50%以上で行えると推
測できる. また推定値が0.4未満のときは正解適合パターン選択の正解率は0%である.
推定値ごとの入力文数を調査した. 推定値が0.75以上のときは正解率が高いこと
から, 正解適合パターンを持つ入力文も, 推定値0.7〜0.8の間で特に多い結果と
なった.
平成18年3月20日