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変数化する品詞は体言5品詞(名詞,固有名詞,副詞,連体詞,代名詞)と用言2品
詞(形容詞,動詞)とする.名詞の複数形と所有格,形容詞の比較級と最上級,動詞の
三単現と過去形については,英語側の変数に形態素調整の記号を付ける.例えば,
「一冊の本」⇔''a book `` と「多くの本」⇔''many books''のように日本語側では単
数形も複数形も同じ表現「本」であるが英語側では違った表現''book''と''
books''になる.形態素調整の記号は,英語パターンを用いて英文生成する場合に
利用できる.表2に,変数の定義を示す.
Table 2:
変数の定義
品詞 |
日本語側 |
英語側 |
名詞 |
N1 |
N1 |
名詞の複数形 |
N1 |
N1/pl |
名詞の所有格 |
N1 |
N1/s |
固有名詞 |
PNOUN1 |
PNOUN1 |
副詞 |
ADV1 |
ADV1 |
連体詞 |
REN1 |
REN1 |
代名詞 |
PRO1 |
PRO1 |
形容詞 |
ADJ1 |
ADJ1 |
形容詞の比較級 |
ADJ1 |
ADJ1/er |
形容詞の最上級 |
ADJ1 |
ADJ1/est |
動詞 |
VERB1 |
VERB1 |
動詞の三単現 |
VERB1 |
VERB1/s |
動詞の過去形 |
VERB1 |
VERB1/kako |
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Jin'ichi Murakami
2006-03-11