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目次
心的状態の一つ「言語」には,発話行為に関する注釈がある.
発話行為の解釈の違いは,後のコーパスの推定結果に影響を与えてしまう.
このため,安定したコーパス作成を行うために,発話行為の揺れを小さくする必要
がある[4].
発話行為は,飯田らの情報伝達行為[2]を参考にしている.
発話行為を,表2のように,「行為の種類」と「対象の種類」の
組で定義している.
表 2:
発話行為の定義
行為の種類 |
対象の種類 |
質問 |
|
伝達 |
生理,要求,情緒, |
確認 |
目標,プラン,評価, |
肯定 |
予測,記憶,認識 |
否定 |
|
要求 |
|
受諾 |
プラン,行動 |
拒否 |
|
その他 |
挨拶,独り言,呼び掛けなど |
平成17年3月23日