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半連続分布型HMM(Semi-continuous HMM)

半連続型HMMは離散HMMの出力確率値に分布を与えたHMMである.半連続分布は,離散HMMの符号張の1つずつのベクトルに分布を与えたもので,連続密度符号張(continuous density codebook)とも呼ばれている.そこでは,出力確率を連続密度符号張の分布の混合で表す.符号張のなかの分布数を$ M $とすると,

\begin{displaymath}
b_{ij}(x) = \sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} b_{ijm}(x)
\end{displaymath} (21)

と混合正規分布で表す.ただし,
\begin{displaymath}
\sum_{m=1}^M \lambda_{ijm} = 1
\end{displaymath} (22)

である.平均値と共分散はすべての出力確率で同一であり,遷移$s_i \to s_j$での分布の重み$ \lambda_{ijm} $のみが変わる



平成19年5月7日