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現在,等価的類推思考に基づく,日英機械翻訳方式が提案されている[1].
この方式は,言語表現の持つ非線形性に着目し,表現構造と意味を一体として扱う.
そのために必要な日英対訳文型パターン辞書が構築されている[2].
現在,この文型パターン辞書は,24万件の対訳パターンを持つため,規模が大きく取り扱いが困難である.
また,カバー範囲に重複が見られるため,パターン数を削減することが必要である.
しかし,人手による削減は困難である.
そこで,本稿では日本語文型パターン間の包含関係に着目して,
その数を半自動的に削減する方法を検討する.
平成18年5月1日