「要素の位置変更可能の指定」,「時制・相・様相を表す関数の汎 化」をする場合としない場合についての被覆率調査を行い,を用い て定量的に評価した.実験結果より, 「要素の位置変更可能の指定」,「時制・相・様相を表す関数の汎化」をするこ とは,被覆率が20%上昇し,文型パターン数が2倍に拡大するので,パターンの汎用性を向上するために有効だとわかった.また,汎化の効果 があらかじめ予想できることを確認した.
今後は,各の異なりが生じる原因を定性的に考察し,単語レベルだけではなく,句レベル,節レベルの文型パターンの汎化を
行い,汎化の効果を調査する予定である.