本調査では,2.2節で述べた,「原文任意要素5種類,および,文型任意要素」の有無と
被覆率の関係について調査する.
そこで,4.2節の方法で,基準辞書から,それぞれの任意要素指定機能を
削除し,対象辞書を作成する.(i)原文任意要素を全て削除した辞書,
(ii)原文任意要素・連用節(/y)を削除した辞書,(iii)原文任
意要素・連体節(/t)を削除した辞書,(iv)原文任意要素・格要素(/c)を
削除した辞書,(v)原文任意要素・連用修飾要素(/f)を削除した辞書,
((ii)原文任意要素・連用節(/y)を削除した辞書,(vii)文型
任意要素を削除した辞書の計7種類の対象辞書を作成し,これらを調査対象とす
る.