入力文12万文に対しパターン照合を行い, 各選択記号に対して照合の 際に使用された頻度をとった. そして各表現要素位置における使用された頻度 の平均値を求めた. 調査結果を表3に示す.
表現要素位置 | 割合 |
第1要素 | 86.800 |
第2要素 | 11.655 |
第3要素 | 1.267 |
第4要素 | 0.202 |
第5要素 | 0.059 |
第6要素 | 0.013 |
第7要素 | 0.002 |
第8要素以降 | 0 |
表3より, 全体の98%は第2要素までに使用していることが分かった. これにより, 最も表現要素数が長い選択記号に均一化し, 選択記号の表現要素数 を増加させても適合率の向上が低いことが分かった.