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特定話者における状態共有型HMM

特定話者の前後音素環境情報を用いた状態共有型HMMにおいて, 最も高い単語認識 精度が得られた. また, 同音異義語認識において, FBANK, Fullの半連続型HMMと FBANKの状態共有型HMMの認識精度が最も高い. ただし, 各実験の条件は, 混合分布 数が異なっており同一ではない. また, FBANKのDiagonalではMFCCのDiagonalと比 較して単語認識精度が劣ることが知られている[5],[12]. し かし, FBANK, Diagonalの状態共有型HMMの単語認識精度がMFCCの結果より高いのは , FBANKでの状態数がMFCCより適切な値となっているためだと考えている.



平成18年3月20日