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同音異義語の誤認識

全ての実験条件において,同音異義語の誤認識としては,モーラ数2の高低のアクセントの同音異義語と,モーラ数3の低高高のアクセントの同音異義語を別の同音異義語に誤認識する例が多かった.

高低のアクセントの同音異義語の誤認識結果を表 18 に,低高高のアクセントの同音異義語の誤認識結果を表 19 に示す.なお,表 18 , 19 , 20 の括弧内の数字の0はアクセントの低,1は高を意味する.


表 18: 高低のアクセントの同音異義語の誤認識結果
認識結果 正解
置く(01) 億(10)
因る(01) 夜(10)
酔う(10) 夜(10)
解く(10) 億(10)
居る(01) 射る(10)


表 19: 低高高のアクセントの同音異義語の誤認識結果
認識結果 正解
起源(100) 機嫌(011)
付ける(010) 漬ける(011)
勤勉(0111) 機嫌(011)
駆ける(010) 欠ける(011)
生える(010) 代える(011)
悲劇(100) 機嫌(011)
返る(100) 代える(011)
氏名(100) 指名(011)



平成16年4月17日