next up previous
Next: 評価実験 Up: 音節波形接続方式 Previous: 連続母音の扱い

音節波形接続方式による音声合成


普通名詞の場合にはアクセント型を考慮することによって,さらに品質が向上することが知られている[4]. そこで本研究においてもモーラ情報に加えてアクセント情報としてアクセント型を波形選択に使用する.

音節波形接続方式におけるアクセント型を考慮した波形選択による音声合成では,以下の情報が一致する音節部品を選択する.

        ・音節

        ・直前の音素(前音素環境)

        ・直後の音素(後音素環境)

        ・文節のモーラ数

        ・文節中のモーラ位置

        ・文節のアクセント型
そして,音節の開始時間と終了時間から波形データを切り出し,接続して合成音声を作成する.




Jin'ichi Murakami 2005-04-20