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普通名詞を対象に行われた研究[4]でも指摘されていたように,本研究でも音量のばらつきが問題となり,自然性が損なわれることがあった.
とくに,今回の実験では作成した音声を文の中に挿入して実験を行ったため,作成した音声自身の不自然さだけでなく,同一文内の文節との音量の違いによる不自然さも表われた.
音量のばらつきについては,録音された時間の近い波形から優先に選ぶことで多少改善ができると考えられる.
Jin'ichi Murakami
2005-04-20