単語連鎖確率を用いた仮名漢字変換は, 確からしい順に変換候補を大量に出力することができる. 変換候補に対し,結合価パターンを用いることで, 意味的な適切性が判定できる. よって,両者を統合したアルゴリズムを作成する. アルゴリズムの概要を以下に示す.
ここで,補欠選択とは,(手順2)および(手順3)で全ての候補が 削除された場合に,出現確率の最も高い候補文を選択することである. 以下に手順の詳細を示す.