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  目次
本研究では、市販の音声として、富士通株式会社の「Linux版日本語音声合成ラ
イブラリー」[6]によって作成したものを使用する。作成では、まず、評価対象
の単語の漢字表記をライブラリのプログラムで表音文字列に変換する。そして、
変換された文字列に話者の声質情報を付加し、ライブラリの合成プログラムによっ
て音声を作成する。
例として、「印刷」という音声を作成する場合について説明する。
まず、漢字表記から表音文字列に変換する。
「印刷」→「インサツ,」
そして、話者の声質情報を付加する。本研究では、話者に合わせ、FTKでは「女
声3」「速さ5」、FYNでは「女声3」「速さ2」という情報を付加した。
「<女声3><速さ5>インサツ,」
最後に、合成プログラムに表音文字列を与え、合成音声を作成する。
平成14年3月7日