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結合価文法

本研究の係り受け規則は、日本語語彙体系[4]の結合価文法を使用する。結合価文法 とは、用言と格要素の意味的関係を記述したもので、これは日本語解析で発生する 意味上の多義の解消を目的をして開発されたものである。表1に結合価パターンの 例を示す。括弧内は意味属性である。なお本研究では以下、パターンとは結合価パターンである。

表 1: 結合価パターンの例
$N1$(4人 2306物象) が $N2$(4人) を 起こす
$N1$(3主体) が $N2$(2059事件) を 起こす
$N1$(3主体) が $N2$(302番人 1476見積り) を 立てる
$N1$(3主体) が $N2$(533具体物) を 立てる



平成14年2月28日