論文作成のポイント


卒論見本
タケノヴがわざわざアホな仮想テーマを決めて、論文もどき作ってみました(笑
体裁だけ参考して下さい。
※内容がデンヂャラスなので、女性は閲覧禁止です!

卒論見本(笑 PDFファイル
卒論見本(笑 texファイル

texの方はgz形式で圧縮されてます。Linuxの人は
tar xvfz ero_ronbun.tar.gz
とコマンドをうって解凍して下さい。

Windowsの人は、texがEUCコードになってますので、文字コード変えてからご覧下さい。

1.Mセンセ
ウチの研究室は、外部発表をたびたび行う上、論文チェッカー(笑)Mセンセが居られるので、論文を書いてもなかなかOKが出ません。っていうか、ほぼ間違いなく10回以上書き直しを命じられます
以下に示すのが、Mセンセが毎回口にするありがたい御言葉の例です。

・論文は、ただ単に自分の行ったことをずらずらと描くだけではダメ〜
・論文は、相手に分かるように描かなきゃダメ〜
・ストラクチャー構造が全然ダメ〜。全体像がさっぱり見えてこないよ〜

最後の「ストラクチャー構造」を日本語に訳すと「構造構造」です。全く意味不明ですが、あまり気にしてはいけません。だってジャパニーズイングリッシュですから


2.Mセンセ攻略
残念ながら、Mセンセの攻略法なぞ存在しません。(あったら苦労しねー) しかし、センセのチェックには幾つか特徴があります。

・先日言ったことと正反対のことを言い出す>凶悪
・日にちを置くと全然違うことを言い出す>ヤメレ
・心身ともに疲弊するとチェックが甘くなる>当然

つまり、チェックのOKを早く貰うには、センセを疲労させるしかありません。そんなわけですから、論文を提出する時には単独で出さず、できるだけ多人数で集中砲火をかけましょう。その後は、間を空けずに順番に波状攻撃。センセを一分たりとも休ませてはダメです


3.Tセンセ
昨年度からウチの研究室に来られた新戦力です。論文チェックにおいては、何とMセンセをも凌ぐ戦闘力を誇り、昨年度も多くのZ戦士が犠牲になりました。以下にTセンセの戦術パターンを示します。

・Mセンセと全く正反対の修正を求めてくる>どうしろと…
・提出間際になって、論文体裁の大幅な改良を求めてくる>キツ過ぎ…
・提出間際になって、研究のやり直しみたいなことを求めてくる>卒業できないよ…

見ての通り、明らかに攻撃力主体のFWです。S.G.G.Kと言われるワカ○ヤシ君並みの防御力や、顔面ブロックでお馴染みのイ○ザキ君に匹敵する耐久力がないと太刀打ちが出来ません。皆さん、心してかかって下さい。


4.論文の基本的構成
論文を初めて書く人は、先輩の書いた論文を見て、その体裁をパクりましょう。そんなんでいいのか?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。皆やってますから
以下に論文作成での注意点を示します。※重要!

・「次に...」「以下に...」等の表現は不可
・「あの」「その」「この」等の表現は不可(一部例外有り)
・「〜ような」等の表現は不可(一部例外有り)
・「〜だろう」等、自分の感情・意見を表す表現は不可
・出来るだけ例を加える
・長すぎる文は不可(せいぜい2〜3行程度)
・時勢を一致させる(現在形や過去形を混同させない)
・参考文献は正確に(必ず突っ込まれます)
・専門用語を記述する場合、その前に必ずその説明セクションを加える
・"。"と"、"(全角)は使わずに"."と","(全角)を使う(卒論では気にしなくてもいいかも…)

上記の点を参考に作成して下さい。また、センセに提出する前に、先輩に一度見てもらいましょう。ただし、タケノヴは阿呆なので、他の先輩に頼った方が懸命です。なお、Mセンセの了承を得ずにIセンセに提出してOKを貰ってもムダです。Mセンセに「僕はまだOK出してないよ〜♪」という嬉しいお言葉を頂くだけです。


5.OHPの作成
論文は、当然ながら発表しなければいけないので、その為のOHP用紙を作成する必要があります。基本的に、これも体裁は先輩のものをパクって下さい
以下にOHP作成での注意点を示します。※重要!

・必ず体言止めで書く(名詞で終わる)
・文章を書かない
・セクションのタイトルと、内容との区別は明確に
 (タイトルのフォントを大きくしてアンダーライン引くのがオススメ)
・発表しやすいように起点となるような言葉を載せておく
・1ページに詰め込みすぎない(出来るだけフォントは大きく)


6.発表について
ウチの研究室は、発表練習への力の入れようもハンパではありません。最低でも一人につき5回、センセのOKが貰えないと10回以上もするはめになります。(しかも夜に)
以下に発表での注意点を示します。※重要!

・OHPの棒読みはしない
・どうどうと胸を張って発表する
・言葉にメリハリをつける
・早口で喋らない
・出来るだけ聴衆に顔を向ける(難易度高)

上記を気をつけることで、内容が大した事無くても気合と威圧だけでそれなりに良い発表に聞こえます。反対に、自信なさげにぼそぼそ言ったりすると、どんなに研究内容が良くてもロクな評価を貰えません。特に、MセンセやTセンセはともかくIセンセに注意を受けると、いつになってもOKが貰えないので注意して下さい。