Windowsの基本設定


ローカルでゲイツマシンを使いたいが、設定がよー分からん!という人のためのメモです。

始めに
ゲイツマシン使いたいなら、自分でマシン持ってくるか、HDD買って、それを自分のマシンにつけてください。
付け方が分からんひとは直に聞きに来てね。

OSのインストール
OS入れなきゃ話になりません。Win2kかXPを入れてください。以下はWin2kでの場合で説明していきます。
CD-ROMドライヴにOSのCD入れてマシン起動
未使用領域にシステム用のパーティションだけ作成する。40GBのHDDなら、10GBあれば十分でしょ。
フォーマット形式はNTFSでもFAT32でもどちらでもいいです。NTFSの方が安定してますが、FAT32の方が動きは早いみたいです。
ちなみに、残りの未使用領域は放って置いてください。ここで残りの領域を切ると、数MBだけムダに残ってしまいます。
フォーマットした領域にインストール開始。あとは指示に従ってください。

OSインストール後の各種設定
DMA
まずは各ドライヴのDMAをONにしましょう。マイコンピュータを右クリック→プロパティ→ハードウェア→デバイスマネージャでIDE ATA/ATAPIコントローラの左に出てる"+"をクリック。セカンダリ、プライマリIDEチャネルそれぞれを右クリック→プロパティ→詳細設定→転送モードで「PIOのみ」ってなってるのを「DMA」に変更。

ネットワーク
次にネットワークを繋げましょう。LANボードがOS標準のドライバで認識されてるなら、設定を変更するだけでいいです(マイコンピュータ右クリック→プロパティ→ハードウェア→デバイスマネージャで確認できます)。認識されてなければ、他のマシンを使ってネットからドライバをダウンロードして下さい。ネットワーク設定に関してはこちらを参照してね。

ビデオ
ネットワーク繋がったら、ビデオボードのドライバを更新しましょう。マシンに刺さってるボードの種類を調べて、ネットからダウンロード・インストールして下さい。更新できたら、デスクトップ上で右クリック→プロパティ→設定で、画面の色数と領域をお好みに応じて変更してください。また、CRTディスプレイを使用してる人は、画面の領域の下にある詳細をクリック→モニタ→リフレッシュレートをできるだけ大きい値に変更したほうがいいです。

パーティション確保
データ領域を確保してないので、HDDの残っている未使用領域をフォーマットしましょう。マイコンピュータ右クリック→管理→ディスクの管理で、未使用領域のとこを右クリック→拡張領域の作成(だったかな?)で拡張パーティションを作成、そしてそこを右クリック→論理ドライヴの作成でお好みのサイズのパーティションを作りましょう。なお、フォーマット形式はFAT32の方をおすすめしますが、一つのパーティションにつき、30数GBまでの大きさしか作れないので、注意してください。(50GBとかしていしてフォーマット開始できるけど、途中で失敗する) また、ドライヴ番号がバラバラになるでしょうから、後で変更しておきましょう。ドライブ右クリック→ドライブ文字とパスの変更でドライヴ文字を変更できます。(システム領域は変更できません)

大容量HDDが認識されない問題
Win2kでは、デフォルトの設定で160GB以上のHDDドライブを完全には認識してくれません。ですので、以下の手順を踏む必要があります。
・WindowsUpdateをかけて、最新のサービスパックを適用する。
・スタート→ファイル名を指定して実行→regeditでレジストリエディタ起動
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parametersに移動
・レジストリサブキーEnableBigLbaがあれば、レジストリ値を1に変更する
・EnableBigLbaがないなら、[編集]メニューの[値の追加]をクリックし、次のレジストリ値を追加
値の名前 : EnableBigLba
データ型 : REG_DWORD
値のデータ : 1
レジストリエディタを終了、OS再起動

サウンド
サウンドボードのドライバを更新しましょう。マシンに刺さってるボードの種類を調べてネットからダウンロード・インストール。更新したら適当なmp3ファイルとか流して音が出てるかどうか確認してください。
なお、Creative製の最新ドライバを入れると、勝手にNewsUpdというプロセスが裏で起動するようになる場合があります。これはこちらの個人情報を勝手にCreative社に流すという、Creative社が仕掛けたウィルスみたいなものらしいです。これは、ただ起動するだけならよいのですが、Windowsアップデート等を行っているときに、よく暴走することがあり、アップデートに失敗してしまうことがあります。そういうわけですので、もし起動していたら消してしまいましょう。これを消すにはレジストリをいぢる必要があります。レジストリを変更するのでバックアップが必要。W2Kには[前回の正常起動時に設定を戻す]のがあるらしいが、ついでだからレジストリだけ書き出して保存。エクスプローラで[WINNTディレクトリ内を表示]→[Regedit]を立ち上げる。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]キーの中の[newsupd]キーを削除。ついでにProgram Files/Creativeディレクトリの中にある問題のプログラムも消去。

WindowsUpdate
最後に、スタート→Windows UpdateでOSのアップデートを行います。結構時間がかかるので覚悟しておきましょう。また、他のデバイスやソフトのアップデート・インストールは各自で行ってください。

ログイン時にユーザとパスの入力を省略
Windows2000
コントロールパネル→ユーザーとパスワード
出てきたウィンドウのユーザーの方で、「ユーザがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります」のチェックボックスがあるから、そのチェックを外す。

WindowsXP
スタート→ファイル名を指定して実行
control userpasswords2と入力
出てきたウィンドウのユーザーの方で、「ユーザがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります」のチェックボックスがあるから、そのチェックを外す。

死のエラーについて
マシン立ち上げたら、ブルースクリーンになって「c0000218 Unknown Hard Error」というエラーが出てしまったアナタ、それは別名「死のエラー」と呼ばれる恐怖のエラーです。コレが出たらもうOS再インストールしかありません。しかも、再インストールしてもすぐに同じ現象になってしまいます。コレはOSとHDDとの相性が問題らしく、ゲイツOSが終了時にレジストリの書き込みが終わりきれてない状態で電源を落としてしまうことで、レジストリが破壊され、OSが立ち上がらなくなってしまうらしいです。特にWin2k,XP + MaxtorのHDD + NTFSの組み合わせで、よくこの状況が報告されています。(自分もなったことがあります…)
このエラーが出たら、OSをインストールするのは、できれば他のHDDにして、ファイルシステムはFAT32にして下さい。それでも同様の現象が出るなら、デバイスマネージャ→コンピュータのACPIユニプロセッサPCでドライバの更新、いろいろいぢってシャットダウン時、自分で電源を落とすように設定してください。(つまり、OS終了時に「電源を切れる状態になりました」と表示されるようにする) こうすることでレジストリ破壊を免れるようになるらしいです。しかし、これを変更すると今までインストールしたソフトとかが一部使えなくなるので、この変更はOSインストールが終わってすぐ行ってください。