先に作成した対話システム,インストラクションを用いて,被験者を用いた実験 を行う。被験者に対話システムを利用してもらい,その際の対話音声を録音し, 人手により書き起こしを行う。書き起こしたデータに形態素解析を行い,単語単 位,文単位のデータに変換する。また,形態素解析を失敗した単語については, 人手による補正を行う。尚,歌手名,曲名の固有名詞は個々のユーザによって異 なって当然であるため,制約効果という観点からすると,それぞれを一つの単語 として評価すべきと考え,それぞれを固有名詞歌手名,固有名詞曲名と統合して 扱う。そして,変換した対話データから単語出現頻度,文出現頻度を調べ,イン ストラクションの有無で比較を行う。