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4.今後の課題

本研究では、文節間の係り受け関係を利用した 類似文検索アルゴリズムを提案した。 実験によりアルゴリズムの動作も確認され、 複雑な係り受け関係を持つ文も類似文を決定することができた。 今後は、高速化も含めたアルゴリズムの見直し、 文節の種類を決定する変換テーブルの作成 などが挙げられる。

参考文献
[1] 兵藤,河田,応,池田:構文付きコーパスの作成と 類似用例検索システムへの応用, 自然言語処理学会論文誌Vol.3,No.2(1996).

[2] 市原,池原,村上:要素の順序関係から見た類似文最適照合検索, 自然言語処理学会第5回年次大会(1999).




2001-10-02