週刊GM研11月1日号

非公式ファミ通副読本

GM研代表講演

週刊ブックレビュー

編集後記

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非公式ファミ通副読本

Pick up Good Games in this week
発売日 11月2日(火)
タイトル パックマンワールド 20thアニバーサリー
メーカー ナムコ
対応機種 Playstation
希望小売価格 4800円
ジャンル パックマン生誕20周年記念年3Dアクション
セールスポイント オリジナル「パックマン」も遊べてお得
雑誌評価 (本田慈庵) (カミカゼ長田) (ササキMk.II)(酒井K太)=29点
予想販売本数 15万本 パックマン世代が今どれだけ現役ゲーマーであるかどうかがポイント
Pick up Bad Games in this week
発売日 11月2日(火)
タイトル ラングリッサー ミレニアム
メーカー メサイア
対応機種 Dreamcast
希望小売価格 5800円
ジャンル リアルタイムアクションシミュレーションRPG
セールスポイント 問題作。ラングリッサーシリーズの看板に泥を塗る駄作
雑誌評価 (本田慈庵) (カミカゼ長田) (ササキMk.II)(酒井K太)=24点
予想販売本数 5万本 ファンをなめるな!


Pick up this week HOT NEWS

☆飯野賢治「Dの食卓2」を語る

 ゲーム業界のホラ吹き王こと、飯野賢治(ワープ株式会社取締役社長)が、12月23日に発売予定の「Dの食卓2」について語った。本来D2は1年前に発売されているはずのゲームである。厳寒の地を舞台にした白の恐怖がテーマであるため、冬以外に発売するわけに行かず、1年もの延期となったのであるが、果たしてそれだけ時間をかけただけのクオリティがD2にはあるのだろうか?

 インタビューを一読して感じたのは、テーマが膨らみすぎて難解になりずぎた事と、ゲーム性を追及しすぎてアドベンチャーゲームとしてのテンポや緊張感が失われた事が浮かび上がってきた。そもそもムービーのクオリティでは、今では誰も驚かない。PS2のムービーと比べたらしょぼしょぼだし、アクションポリコンについてはPSのバイオハザードにすら劣る。

 センスティブなゲームというものは、時流に乗ることも大切なことである。ゲームという商品は良くも悪くも商業性がなくては成り立たない創作分野なのである。ワープがいったいどこから開発資金を捻出しているのかは知らないが、D2が社会的な評価を受けるためには最低でも「30万本」売らなければ失敗だと私は考えている。たとえ会社が潰れなくても、クリエータとしては死んだも同然である。審判の刻まで、あと2ヶ月!

☆史上最大の年末商戦主要作品リスト

発売日機種タイトル予想販売数
11月2日PSクロノ・トリガー20万本
11月18日PSクロノ・クロス80万本
11月21日GBポケットモンスター金(銀)700万本
11月25日PSときめきメモリアル250万本
11月25日PSグランツーリスモ2200万本
11月25日DC魔剣X15万本
11月25日DCZOMBI REVENGE18万本
11月25日DCデスクリムゾン25万本
12月1日64DD巨人のドシン?万本
12月2日PSレジェンドオブドラグーン70万本
12月2日PSドラゴンヴァラー15万本
12月9日PSヴァルキリープロファイル50万本
12月9日PS蒼魔灯20万本
12月9日PS遊戯王 真デュエルモンスターズ70万本
12月9日DC電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム20万本
12月16日PSパラサイト・イヴ240万本
12月16日PSGUNPEY20万本
12月16日DCベルセルク10万本
12月16日PS桃太郎電鉄V(ブイ)45万本
12月16日PS牧場物語〜ハーベストムーン〜10万本
12月22日PSチョコボスタリオン30万本
12月23日DCDの食卓228万本
12月25日PS実況パワフルプロ野球99決定版30万本
12月29日PSドラゴンクエスト7400万本
12月29日PSスーパーロボット大戦α40万本

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GM研代表講演

コナミの野望

 最近なにかと物議を醸しているゲームメーカーといえば、コナミである。DJリズムアクションゲーム「ビートマニア」の権利侵害訴訟でナムコとジャレコと韓国のメーカーまで相手取って司法闘争を繰り広げ、プロ野球の実名選手使用権利の独占契約計画を進行させたり、東京ドームでの「遊戯王」イベント騒動など、非常に活発な動きを見せている。

 その背景には、コナミ商法の好調に支えられている。ここ数年、特に「ときめきメモリアル」商売で一発当てた当てた後、コナミは俗に「コナミ商法」なるものを確立した。コナミ商法とは、「一石四鳥」を狙う手法である。その代表格が「ビートマニア」であり、「Dance Dance Revolution」である。これらはまず、ゲームセンターで儲け、ソフト本体で儲け、専用コントローラーで儲け、追加(アペンド)ディスクで儲けるという、4重に利益を上げるとんでもなく効率の良いシステムである。専用コントローラーとうものは結構思い切った買い物なのだが、追加ディスクを定期的に追加発売することによって継続的に使用できるというお得感を醸し出す事で、「ビートマニア」「DDR」専用コントローラーは、それぞれ100万台出荷という史上空前の売上を記録した。

 もうひとつのコナミの柱である看板スポーツゲームといえば「実況パワフルプロ野球」と「実況ワールドサッカー、実況ウイニングイレブン」である。「パワプロ」は確実にゲーム人口を増やし、「99開幕版」では遂に75万本に達し、年末に出る「99決定版」も30万本の売上が予想されているため、年間を通してミリオンタイトルに成長している。「実況サッカー」はその完成度において独占的な地位を固めている。発売時期も非常に良く隙が無い。

 また、コナミの新しい動きとしては、ディズニータイアップゲームと漫画原作ゲームの製作である。私のようにグラディウスの頃からのコナミファンとしては、ここまで手広く商売をするのに眉をひそめずにはいられないのだが、これらのゲームがある程度計算の出来る商品であることは間違いないわけであり、全面的に否定することはできない。むしろ、漫画原作ゲームのクオリティの低いが改善される期待も持てる。その反面、強烈な個性をもったゲームは出にくくなるのだが・・・

 巨大化したコナミはいったい何処に向かうのか?そう不安になる人は多いと思うが、私は現在のコナミ拡大路線を好意的に受け止めている。というのも、コナミは早くから分社化に取り組み、非常にフットワークが良くて徹底的なスケージュ-リングを可能にした努力の当然の結果が現れただけなのだから。コナミは大衆文化ブランドとして開花したのである!

 コナミの限りない野望は静かに、だが確実に我々を包囲しつつあるのです。

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週刊ブックレビュー

OL進化論(15)

  作者: 秋月 りす
  本誌: 週刊モーニング(講談社)

 週刊モーニング連載中のこの4コマ漫画は、もう連載丸10年、単行本は15巻を数えますが、その独特のほんわかしたのりはまったく変わっていません。よくもまあ、ストーリもなくキャラクターの日常風景だけでこんなに連載が続けられるものだと素人目には感心してしまうが、本人に言わせると「ただ目の前の締め切りに追われてヒイヒイいってて、なーんにも考えてなかった」のだそうです。長寿連載とはそいういうものかも知れません。

 さて、この15巻で一番目を引いたネタが「35歳で独身で」という、独身男性と独身女性の様々な素朴な悩みとか焦りとか葛藤とかを毎週1本収録してあること。世間的にネガティブなテーマでもこの作者の手に掛かると、しっかりと笑えるギャグとして成立してしまう。サザエさんは最早時代錯誤甚だしいから、いっそのこと「ポスト」サザエさんとしてOL進化論がアニメにならないかなあ。絶対受けると思うんだけどなあ。

 ちなみに、私のお気に入りのキャラクターは「課長」さん。背伸びしないで懐が深くて家族想い。理想的平凡なおじさんである。10年連載をやっていて未だに会社の名前も主人公の部署も仕事の業種もサッパリ分からないんですけど・・・これってある意味凄いことかも。これからものほのーんと末永く読みつづけたい、安心できる一冊です。

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編集後記

今週のぼやき

 いよいよ11月6日からテレホーダイの適用が始まるのが待ち遠しくて仕方が無い。先日まで不調だった電話も直ったし、あとは「ぷらら」へのプロバイダ引越しとともにGM研本部移転計画の最終段階に専念する計画である。電話の不調の原因はモデムの設定にあるようだが、設定では原因が究明できなかったため、電話線分配器を買ってきて通常通話とパソコン通信をスイッチで完全に切り替えてしまうことにした。応急処置だが、当面はこれで問題ないだろう。

 ただ、GM研本部の移転準備は卒業研究の追い込み開始もあって、思うように進んでいない。「ぷらら」への引越しもまだ本決まりではないので、実際のコンテンツ製作には取り掛かれていないのが現状である。でも、やりたいことは日増しに増えていくばかり・・・誰か変わりに作ってくれないかなあ。この週刊GM研の原稿を書くのも3時間は掛かっている。でも市販のホームページビルダーを使うと容量がデカくなるし画一的デザインしか作れないという不満が出てくる。なかなか思うようにいかないなあ。まだまだパソコンは常識ではないのだと実感した。

 ただいま、鳥取大学の大学祭の真っ最中である。GM研は非公認サークルなのでこういう公式の場には縁が無く、屋台とフリーマーケットをふらつくくらいしかやる事はない。有名人が来るわけでもなく、ただ五月蝿くて下手クソなバンドの騒音があるばかり。あんなものは客が楽しいかどうかは問題ではないのだろう。やってる人間が楽しければいいのだ。それをあたかも公共の催し面をして闊歩するのだから、良く考えてみると世の大多数にとってはとても迷惑な存在なのだ。研究室に入ると、学校が休みになっても研究は休みにならないから休講も意味ないし。

 ぼやきというより、愚痴になってしまった。ごめんなさい。

 では、また来週。

1999.10.31
週刊GM研編集長:保科裕二

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