最近、懐アニソン系に少しハマってしまっていたりする。最近のアニソンは全然判らないくせに。所詮過去に過ぎないもののその時代をよく反映しており、深いものがあったりする。手演奏ならではの微妙なニュアンスも入っている。インパクト重視という点で、懐CMソングと近いものがあると思う。
たとえば少女系で一世を風靡した(?)「花の子ルンルン」などは、作曲者小林亜星の底力みたいなものがある。歌詞との破綻を起こすことなく唄が展開するだけでも結構なのに、イントロからインパクトを与え、途中の転調も「キャンディキャンディ」の強引で衝撃的なものと違って自然に移る。ボーカルはG→Bbの転調に過ぎないけれど、演奏はお子様向きとは思えないコードで展開される。レンジも当時のTVでは聴こえないほど目一杯使って楽器の衝突もなく、結構贅沢な仕上がりに感じる。(あのシトが「ルルルン」と鼻歌で辿るサマはあまり考えたくないけれど)
確か「ルンルン」って、花の力を借りながら旅をしていたような。ということはその前の時代の「魔女っ子」系統に入るのかしら。詳しい人はかなり詳しそうだけれど。しかも悪役ってのが太めで2本ヒゲの男だったような。こいつが道中ずっと追いかけてきていたような。うーんこれって今で言うところの「ストーカー」ってやつかしら。10代の女性が軽装備で一人旅するのも問題だけれど、こんな話危なくて再放送できないわなぁ。ギリギリのものをガンガン再放送するNHKって、結構チャレンジャーかも。
そういえば再放送できないアニメって多い気がする。「森の●人たち」ってのもタイトルからして今では差別用語にあたるそうで。「家なき子」も所どころ音声が途切れたし。空き地なんて残ってないし正義の味方も大暴れできないし、嫌な世の中になったもんだ。
早朝から岡山県南部の鷲羽山Hランド(仮名)という遊園地へ遊びに行った。昨日サークルの25周年記念イベントがあり、その続きというカタチ。
駐車代が無料、各アトラクションもフリーパスということでかなり良心的。まあ一部アトラクションやスケートの貸靴が有料というところはちゃっかりしているけれど。落ちモノがそこそこのが3つあり、まずまず満足したけれど、所詮は地方の遊園地という印象は否めない。今回は良かったけれど、次回は無いかも。丸1日潰れなかったしぃ。
しかし道中には参った。距離の割に時間がかかりすぎる。不安定なクルマが多過ぎる。自分で運転してたらきっと怒り狂って犯罪に走っていたことだろう。田舎には本当に命知らずの車が多過ぎる。石油資源が枯渇してくれた方が確実に世の中平和になることだろう。
だいたい車が多過ぎる。そこでどうしたら車が減るか考えてみる。とりあえずガンガン税金を徴収して、一部の商用以外とても持てないようにする。一気に国の赤字が解消したりして。あとは免許更新を厳しく手数料を大幅値上げするとか、一人での乗車を禁止するなんてアイデアもある。元々本当に必要なものではないんだし。どうせ何をやっても反対が出るんだから、思いきった解決策を提案してほしいもんだ。
昨夜、33年に一度という流星群とやらを見に出かけた。あいにく山陰側はその夜に限って最悪ともいえる天気で、しかも峠によっては雪さえ降りかねないという予想。山陽側は天気が良さそうということをつきとめ、夜零時半すぎに出発。出発時はザーザー降りだったけれど、山間部にかかるにつれて雨が止む。黒尾峠で止まってみるが、雲ばかりで何も見えない。
しかたないので岡山へ抜け、奈義町の南方へ行ってみた。すると、東西は多少曇っていたものの、上質の星空が現れた。そこでしばらく眺めていた間、かなりの流星も見ることができた。しかし何か違う。流れる方向が違うような気がする。奇麗だったけれど、期待していたほどのものではない。
さらに良好な地を求めて南下。美作町から東へ向かい峠を目指すが、雨になってしまう。相変わらず東は見えず。引き返してもますます見えないばかり。結局最初の観測のみで終ってしまった。
結局のところ、全国どこでもあまり見えなかったらしい。最近多いよなぁこういう予想のハズし方って。状況を考えると、ある程度見えただけかなりマシだったのかもしれないけれど。