56kのモデムを借りた。取り付けて動作確認。うーん、速い。実際のスペック差以上の体感速度。やっと人並みの通信環境が整ったらしい。
それもそのはず、今までのは98時代から使い続けていたデバイス、SONY SMD-280というモノ。スペックは一応28800bpsだけれど、標準規格(V.34)勧告前のV.Fast規格。当時はそこそこ普及していたので後世のモデムも互換性を保ってくれ、そのおかげで生きながらえていた。
高速モデムにありがちなことだけれど、最高速で接続できるということはほとんどない。このモデムも例外にもれず、約21000bpsで接続されることが多かった。これは仕方ないにしても、モデム内部処理の遅さが問題になっていた。端末速度は115200bpsサポートしているはずなのに、どうしても57600bpオーバーで使うことができなかった。
今回のはそういった問題点がすべて解決される。今はプロバイダ側で33600bpsの制約を受け、接続速度で約31000bpsにまで落ちるが、それでも体感速度は大きく向上した。HP巡回では転送速度以上にレスポンス速度が影響するので、モデム性能差が結構出る。今回は今までがいかにひどかったかを露呈する形になった。外付け形式でもまだまだ行けると実感してしまった。
あえて問題点を挙げるなら、付属ケーブルが短かすぎて設置場所の制約を受ける(横長筐体なのに本体の上にしか置けない)ことと、接続時のネゴに結構な確率で失敗することか。特に後者は実用上結構深刻で、元のオーナはそれが引退させた理由になったらしい。
今のところは研究室の方が快適だけれど来年度はわからない。少しでも快適な環境にしておきたいものである。プロバイダも来年度から変えようかな。
〔注〕情報の入手元についてリンクは一切張っていません。信頼できない情報として軽くあしらって下さい。
世間では何やら窓NTバッシングが飛び交っているらしい。というのも、サーバ用とはとても思えない挙動をいろいろやらかすというからそれは大変なことで。
概要はこんなところ。某社の口車に載せられてサーバのOSをUNIXからNTに替えたら頻繁に落ちるようになり、却ってコストがかかるようになったとか、新しいサービスパック4ではIE4をやたら入れたがるとか、CD-R作成に5割を超える確率で失敗するとか、なんだかいろいろあるらしい。
そもそもサーバって、かなりの極限状態でもダウンしないことが至上命題で、機能はその次の話でしょう。どうもアレは、機能が先走っているような気がしてならない。
Version5.0は窓2000というけれど、今のところ2001年問題という非常につまらないバグを抱えているというし、これを主流にしたがっているのだから将来は結構暗いかもしれない。ん?これでも今の消費者向けの玩具OSよりはマシなのかな。
その暗黒帝国の動きを知っているのかどうか、Linux勢の勢いが最近すごいけれど、あれはちょっと一般的に使うには難しすぎる気がする。良くも悪くもキーボード文化へ逆戻りしかねない。個人的には嬉しいんだけれど。
まったく今年はどうなっていくのかわからない。例の「予言」が暗黒帝国の陥落を暗示するならちょっと嬉しいかもしれない。
来年度を控えて、少しずつ部屋の整理を始めた。
実験マシンは、どうやらこのままの状態が一番安定しているようなので、あまり拡張しないことにする。蓋をして安定した場所に移動した。1台実用レベルのマシンが増えたことで、バックアップや長時間にわたる計算がずいぶん楽になった。ISAなSCSI H/Aは2MB/sec程度の転送速度を出すので、メインに使うには程遠いものの結構速い。
メインマシンはCD-ROMドライブをPLEXTOR製からTEAC製に変更して蓋をした。吸い出し性能はそこそこだったものの、度重なるファームウェアのハングアップや、激しい振動に悩まされていたからというのが直接の理由。交換後安定し静かになってくれた。外したPLEXTORなドライブは外付けケースに入れ、とりあえず実験マシンに接続した。
あにそん圧縮計画は一応ひととおり終了した。しかしID3タグを全くつけていない。数はすでに膨大になっていて、全部にいちいちつけていくの面倒なのでやめてしまった。
焼物をしていて気になるのは、生メディアの表面に小さな埃が付いていた時に生じる斑である。エアダスタなどで頑張って払うけれど、埃っぽい部屋ではある程度以上は取れない。レーザで書き込む時に埃に当たって拡散してしまっているように見えるけれど、読んでみるとエラーが起こるわけではない。ここまでエラー訂正が強力という話も聞いたことがないので、結構謎だったりする。もっとも信号が弱まっているのは間違いなさそうなので、保存性の点からすれば結構問題ありそう。どうしたものやら。
少しチェックしないうちにCD2WAVがバージョンアップしていた。ATAPIに対応したとのことなので実験マシンの8倍速ドライブで試してみた。残念ながらブツブツとノイズが乗り実用にならない。しかしATAPIで使えるようになった意義は結構大きいかもしれない。
あにそんの1/11圧縮化はぼちぼち進んでいるけれど、いろいろな問題も起こっている。
一つ目は、エンコード後に拡張子判別などがおかしくなり、エクスプローラさえエディタで起動しようとしてしまうようになること。エンコーダのプログラムが悪い可能性も高いけれど、ちょっと過負荷状態にしたくらいで壊れるシステムって何だろう? 半年以上再インストールやってなくて、最近変な症状がよく起きることあたりが原因かしら……。
二つ目は、過去に焼いたCD-Rに風化したモノがあること。うーん焼いた時期って、一年も前じゃないんですけど。これだから、安物メディアは怖いんですよね。まあ死んだデータがアニソン程度(暴言)で済んだから良かったようなものの……。
問題というほどでもないけれど、1/11圧縮形式にするとやっぱり音質の低下は免れないらしい。特に気になるのが、周波数帯域でいうところの16.5kHz以上がガタ落ちになるという話。バッサリカットされないだけマシだけれど(メジャーなエンコーダにはバッサリカットしてしまう代物もあるらしい)これではFMラジオ並みといえる。直接聞こえる領域ではないにしろ、音質に直接影響を与えてくるので無視できない。個人的には20kHzカットさえ不自然だと考えているだけに、ここが一番のネックかなあと考えてしまうこの頃。
研究の計算の最中にハマっているのが、マインスイーパ。相変わらずこれがあれば何時間でも時間をつぶせてしまう。以前ハマっていた時は上級3分切っていたけれど、今は3分+αがやっとだから腕がすっかりなまってしまった。ただ当時はハマった時期がかなり悪かった気がするから、今回もそれがいちばん心配なところである。でも席について始めるのはネスケでの巡回とメールチェック、そしてマインスイーパだからもう結構重傷かもしんない。どうしよう……。
過負荷といえば、ある団体さんの調査によると、どうやらLinuxは高負荷がかかると重くなる部類らしい。もともとフリーなOSだしサーバ指向ではないからこの事実に文句はないけれど、ではこれにも負けてる某サーバ用市販OSは一体何?ということになる。意外に優れているのがOS/2らしい。BSD系の比較は無かったけれど、予想では結構軽いような気がする。
正月前後は風邪でダウンしてほとんど作業できなかった…。
12月28日から今日になっても、研究室と外部が繋がらない。リモートから一切アクセスできないわ、研究室から外に出られないわで不便すぎ。管理側の気持ちもわかるけれど、何とかしてほしい。
個人で組み立てていた安定マシンが組み上がった。ファンも取り付けて166MHz全力発揮。とりあえず窓98とPlamoLinuxをインストールする。バランス取れたマシンだけあり、結構速い。体感速度はメインマシンを上回る。ベースクロックアップ(66MHz→75MHz)を試みたけれど、どうやら根本的にCPUが追従できないらしいので断念。一応ISAなSCSI H/Aを刺しているけれど、起動は遅いし転送の遅さも身をもって体感したので、外してしまおうかというところ。
とりあえず研究用のデータを入れて動かしてみる。研究室のマシンで20分かかってた計算が、このマシンでは約50分で終了。まあ合格といったところ。ほぼクロック周波数に比例していることになるけれど、アーキテクチャ差(旧ペン太とペンII)が無いような。
ちょっと理由ありで、Pな音楽データの再生成中(もちろんCD持ってます)。メインマシンではだいたいCD丸1枚分に8時間程かかるのでペースに限界があったけれど、そこへこの安定マシンからLAN接続で作業を手伝わせたところ、両方のマシンが同じ位のペースで終ってしまった。効率いいのはわかったけれど、作業が余計めんどくさい。やっぱり速いマシン一台の方がいいかも。