FMVは、結局諦めることにした。ATAPIなCD-ROMドライブを返してもらい接続したけれど、認識しない。どうやらFreeBSD2.0.5が対応していないくさいけれど、これで動かなければまた振出しに戻るだけ。これ以上無駄な時間も取れないので、とりあえず眠っていただくことにしよう。
久々に一台マシンを組み立てた。FMVにあてがっていた部品も利用し、AT仕様のもの一式が、とりあえず完成。主要部品はこんな感じ。予定では平凡ながらもシンプルかつ静かなマシンが完成するはずだった。
・CPU:Pentium 133MHz(166MHz動作確認済)
・M/B:ASUS TX-97E
・Mem:EDO 32MB
・HDD:Quantum Fireball 5.1EL
・CDROM:ATAPI x8
・VGA:Canopus PowerWindows968PCI
・H/A:Adaptec AHA-1520A
・Eth:NE-2000 Compatible
組み立てている途中に気が付いた。CPUクーラがない。一つはやたら大きな金具のせいでマザボ上の部品とぶつかり使えないし、SANYO製のは電源ケーブルが見当たらない。でもとりあえず動かしたいので、大幅にクロックダウン(75MHz)してSANYOなファン一式をただのヒートシンクとして使うことで妥協した。電圧も若干下げたので一応大丈夫なようだけれど、それでもi486-66と同等の熱さになっているらしい。ちゃんとしたファンをつけなければ。
75MHzまでクロックダウンするとどうなるか。これがまたなかなか速い。さすがに思考時間はそれなりにかかるけれども、それでも486よりはかなり速い。TX-ChipsetはじめEDO-DRAMやUltra-ATAの効果もあり、CPU以外は全く遅さを感じさせない。となると、今どきの200MHzオーバーのマシンは、さほど速くなってないってことかぁ。
拡張カードはEthernet、SCSI、VGAといったところだけれど、もうIRQを全部使ってしまった。これ以上はシェアリングを余儀なくされる。せっかくUSBがあるから、有意義に使ってやるしかないのだろうか。ん?そういえば某所にUSBなサウンドモジュールが転がっていたような。
mp3データ生成ツールの比較をやってみたりしている。もちろん市販モノは除外してしまっているので話にならないけれど。それでもツールによってこんなにも仕上がりが違ってくるとは。リファレンスソースが存在するらしいので最低ラインは保たれているようだけれど。ツールとしての使いやすさも天地ほどの差があり、バランスの取れたモノがない。将来性はありそうだけれど、ちまたでは問題も起こっているようで。
とりあえず、mp3化されたデータをよく聴き比べてみる。やっぱり細部がききとりにくいので音取りは厳しそう。ヘッドホンで聴かない限り大丈夫かなといったところ。
FreeBSD2.0.5を発掘したので、早速問題のFMVで試してみた。メモリ容量は最低ライン(3.6MB)を保っているので問題なし。しかし新たな問題発生。SCSI CD-ROMが認識しない。ホストアダプタ(Adaptec AHA-1520A / Buslogic BT-545S)は認識できているだけに謎。メインマシンでは安定するのでドライブは正常と。残るはこのFMVのISAバスが不安定ってこと? うーん、これってやっぱり終ってるかも。年内には決着をつけたい。
マシン組み立て計画は未だに進んでいないけれど、方針は固まってきた。鳥取を離れる時に親が「いんたぁねっと」と「わぁぷろ」するマシンを残す必要があるので、標準的かつ必要最低限な機能のみを入れた超安定マシンになりそう。組み立てる人間からすれば一番面白くないパターンだけど、いかにシンプルなマシンを作れるかという、経験の見せどころでもある。はてさてどうなることやら。
普通のAHA-2940UWがPC-9821で使えない(有無をいわさずハングる)ことも判った。ひとまずこれで年末の騒ぎは終了、ということになりそう。
いよいよ忙しいはずなのに、その合間をぬっては何かとするようになってきた。かなりヤバい。
研究室内で読んでる人が何人いるかは不明だけれど、386なノートパソを持ってきている。これにFreeBSDをインストールし、プリンタサーバにでもなればいいかなと考え中。(今のUV11+自作プログラムのシリアルサーバでは3.8KB/secしか出ないので、それより速ければとりあえず元が取れる。)骨董品なのでインストールするのにDOS領域かフロッピからしかインストールできない。しかしHDDの余裕がない(340MB)のでFTPインストールしてしまいたい。そのために持ってきているわけだけれど....なかなか機会が得られない。時期が時期だけに仕方ないけど。
PC-9821V12用のセカンドキャッシュが来たので早速装着。爆速とはいかないもののやっとふつーの速度になる。
WWWサーバは、結局セキュリティの関係上テープやプリンタが繋がっているとまずいということで、 FreeBSDを入れ直し。K君ご苦労さまでした。効果のほどはさっぱり不明だけれど。
その関係でWindowsからSamba経由で印刷していた環境がなくなり、Windowsマシンは印刷にちょっと不便になってしまった。隣の部屋にいちいち取りに行くのは意外とたるい。自機のsambaを再度起動してみたけれど、相変わらず大量データ転送時に止まってしまう。困った。
どうせいずれは要るものだからと、ATケースを購入。時間があったら作業する予定。マザーは、ASUS TX-97E + Pentium-166MHzの構成が不難だけれど、ちょっと面白くないのではじめは i486-66MHz + VL-BUS な環境を作り上げてみようかなとも考えている。
全く余っていないメモリは結局メインマシンから EDO 16MBx2 を移すことにする。というのも、窓95では128MBも160MBも大差ない(扱う画像データサイズがギリギリこの範囲に収まる場合は別として)上、この程度の環境だとCPUやHDDの高速化を図った方が効果が大きいことを身を持って経験しつつあるので、妥当な線だと思う。486マザーで EDO-RAM が使えるかは不明だけれど、電気特性はほぼ同じなので壊れることはないと思う。
メモリ移植元に関しては、色々考えた末の結論だったりする。焼物専用Xa7からFP(NP)8MBx2を持ってきてクロックアップ(75MHz -> 90MHz or 100MHz)を実現する線も考えたけれど、今でも速度的余裕のあまりないマシンだけに目的を果たせなくなる可能性があるし、何より16MBってのが淋しすぎる。ということで、とりあえず見送り。新規購入も考えたけれど、ParitySIMMの在庫が1枚のみだったので断念。
どのみち部品の在庫上、組み立てをすると現在のFMVに別れを告げる必要がある。パリティエラーの原因が本当に何なのか、今一度確認しておきたい。これがまた結構面倒なので、作業が進まない。